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【分散投資も有効】
分散投資はリスクを減らすのに非常に有効な手法です。
一つの銘柄だけで運用するよりも二つ、三つと保有銘柄は多ければ多いほどリスクは小さくなります。

なぜ複数の銘柄で運用したほうがリスクが小さくなるのか?

単純にこう考えてください。
ひとつの銘柄だけで運用した場合、その会社が倒産したら終わりです、大幅な損失は免れません。
しかし、複数の銘柄で運用した場合なら一つの会社が倒産したところで損失は小さくなります。
『卵はひとつのカゴに盛らない』
投資の世界にはこんな言葉がありますよね。
この言葉がすべてを物語っていると思います。
(卵のカゴを落としてしまうと全て割れてしまいますからね、複数のカゴに小分けしておけば割れる確率は小さくなります。)



【分散投資が可能な金融商品】
☆投資信託
分散投資を行うのに最も適している金融商品といえば投資信託です。
投資信託を利用すれば、多くの銘柄に分散投資をすることができるうえに、小額(1万円)からはじめることができます。投資信託で運用すると個別株式投資に比べてリターンは小さくなりますが、リスクを限りなく小さくすることが可能です。

以下のような種類の投資信託を利用して効果的な分散投資を行うことが可能です。

@日本株投資信託
A外国株投資信託
B日本債券投資信託
C外国債券投資信託


分散投資を行ううえでもっとも適しているのは投資信託であることには違いありません。リスクは格段に小さくなりますし、さらに長期運用を行えばリスクはさらに小さくなります。それに投資信託の本質は長期で運用することにあります。
長期運用を考えている方は投資信託という選択も決して悪い判断ではないと思いますよ。むしろリスクのことを考えると賢明な勇気ある判断であると思います。
(大儲けをやめて着実に資産を増やしていくというのは非常に勇気のいる決断ですよ。)



【国際分散投資】
日本株だけで運用するよりも外国株を組み合わせて運用したほうがリスクは小さくなります。
日本の景気がいいときは日本株が上昇し外国株が下落するかもしれません、しかし日本株が軟調のときは外国株が上昇してくれます。(どこかの国の景気が良くないときは、たいていどこかの国の景気が良いはずですからね。)

このように国際分散投資を行えば、まるでシーソーのように資産のバランスをとることができます。
リスクは非常に小さくなります、そのぶんリターンもやはり抑えられますけどリスクを減らすことのほうが大切だと思います。

※国際分散投資を行うのに向いている金融商品はこれも投資信託です。
(投資信託ならば日本円で買い付けることができますし、運用もプロがやってくれます。)



【集中投資について】
当サイトでは集中投資はオススメしていません。
理由は株式投資の初心者さんに集中投資がいきなりできるわけがないからです。

集中投資を行うための条件は、銘柄分析に自信があること。株式投資の知識をつけて、企業価値評価をマスターし、分析している銘柄に絶対の自信を持てるようになったときにはじめて集中投資に挑戦してください。

管理人は一度だけ集中投資を行ったことがあります。
そのときは銘柄分析を行いそのデータを見た瞬間、その銘柄に対する確信が持てました。
『あっ、これは上昇する!誰もまだ気づいていない!!』
思わず飛び上がって小躍りしそうになったことを覚えています。
ちなみにその銘柄とはサンライフ(4656)ことです。
(こいつのおかげでいまの自分があります。)


分散投資をするのも集中投資をするのも、みなさんの判断で決めることです。
しかし、次の言葉だけは覚えておいてください。
『投資しようとしている銘柄に絶対の自信が無い限りは集中投資は成功しない。』

集中投資をし続けることができるという人は天才だと思います。
管理人はそんなに自信のある銘柄を何度も何度もみつけられません。
年に一回あるかないか、もしかしたら4年に一回ぐらいかもしれません。



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